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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

勉強がつらい

10月4日から教室の空気を受験寄りにします。
受験生ではない学年の子供にとっては息苦しいと感じさせたくないので、緊張感が漂う形にしていきます。受験生なのに、本物の受験生になっていない場合はもう待ったなしなので、この1ヶ月ではっきりと変えていきます。逆にそれでも変わらない、変わろうとしない場合は深刻な状況ですので、まわりに影響を与えない形でエンジンをかけるための対処をしていきます。
本物の受験生になっていない場合の原因は例年3つありますが、今年も3つで説明がつく様子が感じられます。本物の受験生になっていない受験生に共通しているのは、勉強がつらいという気持ちが心の中にただよっていることがあります。勉強がつらいというのを最終的にはなくしていくのが重要ですが、原因の3つを書き出してみます。

ひとつは成績が伸びないからです。
本物の受験生になっていないと、正しい勉強方法をしていなかったり、自学自習も含めた勉強の時間配分や内容が片寄っていたりというこもあるため、成績が思うように伸びないので、ますますつらくなり、やらされ感のある受験生の度合いが高まります。徹底的にやり方を変えてもらうということをおこないます。

本物の受験生になっていない場合の原因のもうひとつは、自由な時間が減るのが嫌だと思っているからです。荒療治になりますが、勉強をする環境を変えさせるのが手っ取り早いので、あまりしたくはないことですが、教室で強制自習ということを開始します。継続して耐えられる時間の長さに差がありますので、スタート時期は変えますが、ひとりで戦っているというイメージが少なくなるので、意外と早く行動が変わります。

最後のひとつは必ずかなえたい目標がないからです。この原因の場合、合格したい志望校のレベルを下げるという行動に出る場合があります。元々、行けたらいいなぐらいの気持ちの目標になっているので、一番やっかいです。この場合は絶対にうまくいく対策というのが明確にないので、対処療法をひたすらおこなうということになります。

受験の難しさは大学受験>中学受験>高校受験という順番なのですが、育ってきた環境によっても超えなければならない山が違ってきます。一人ひとりに寄り添った指導と言うのは簡単なのですが、様々な手を打っていきます。