familab(ファミラボ)移転作業中

小4~高3のご家庭へのお話をしています。

毎日、何時間もゲームやYouTubeの子供

教室には小学校4年生以上の子供たちが来ていますが、幼児から小学校低学年に何時間もゲームをしたり、YouTubeを見たりという環境の中で育っていないかはいつもとても気にします。
元々、教育用のコンテンツや職員室のシステムの開発にたずさわってきた期間が一番長かったので、デジタル媒体とのつきあい方が及ぼす影響には人一倍気になるのです。
デジタル機器は小さな子供は使い方を間違えると害のことのほうがとても多くなります。
まず、目への刺激が強すぎます。どんどん性能がよくなっているので、光をあびる量も毎年多くなっています。
情報量も多すぎて、大事な脳の部分への影響が大きすぎます。
文字を読むという行為も紙とスクリーンでは脳の使っている部分や刺激度合いもまるで違います。
個人差がありますが、小学校3年生までは10分から20分スクリーンを見たら休憩が必要です。特に、ゲームやYouTubeは画面を見続けるという状態になるため、体の健康という面からも将来の悪影響ははかりしれないと思って下さい。
今は保護者の方が仕事をしていて、家には子供だけというご家庭が増えています。こういうケースでは利用したい放題になっているご家庭がかなりあり、とても心配しています。定量的な調査は怖くてしたことがないですが、恐らく利用したい放題で過ごした子供の脳の機能はとんでもない変化を起こしているはずです。定性的な調査はしたことがありますが恐ろしい結果が出ました。学ぶ力も落ちています。ひとつのことを学びとるのに要する時間も通常よりも必要になるということが起きますので、妹さん、弟さんが小学校低学年以下の場合は生活時間の過ごし方をぜひチェックして下さい。