自宅で子供から何か聞かれた場合に「知らない」とは絶対に言わないようにして下さい。聞かれたことが難しいことだったり、まったく知らない分野だとしても「知らない」とは言わないで下さい。
正確に言うと、知らない場合でも、教える必要はありません。知らないふりをしてもよいです。
一番して欲しいことは、答えを見つけるために一緒に行動することです。
一緒に調べましょう。
一緒に考えましょう。
一緒に悩みましょう。
これが子供にとっては最もよい対応です。一緒にすることで、学び方について学ぶということにもつながりますし、親子のコミュニケーションをきっかけに探究活動を親子で体験することになります。教育効果は絶大です。
子供から聞かれたこと、相談を受けたことは、遊びの分野でも勉強にまったく関係なくても、真正面から「一緒に」調べ、考え、悩んでください。
質問してきたということは、子供にとっては関心があるということです。関心があることが遊びの分野だとしても、そこから大きな成長のきっかけにつながるものです。
時には親子で解決できないことになったりもしますが、それはそれで大事です。
人間はそこからも学ぶことができます。