大学受験は本人次第です。本人が自らの意思で行動することが最後の決め手になります。教室ではあの手この手で働きかけますが、最後は本人の力です。エンジンがかかった状態にいつなるのかがとても大事になります。
一方で、高校受験と中学受験は保護者の皆さんの表情がとてつもなく影響します。
模試の結果がよくない。
判定もよくない。
本当に合格できるのだろうか。
志望校は変えた方がよいのか。
本人が人ごとのように勉強しているように見える。
こういう気持ちが生まれやすのが、今の時期です。
すると保護者の表情に陰りがひそんでしまうことがあります。
子供の側ももう10月中旬ということで不安が強くなる時期です。こんな時に保護者の皆さんが不安な表情を見せてしまったら、子供も本当におしまいの方向に進み始めます。子供は保護者のみなさんの表情、態度、言葉に大きな影響を受けます。絶対に不安な表情は見せないでください。
大学受験の共通テストまであと87日です。
総合型選抜の試験を今月受験する予定の高3生がふたりいるので、完全に受験本番の期間に教室は突入しています。高3生は保護者の思い通りにはなりにくいものですし、逆に保護者に左右されてはいけません。
一方で中学受験と高校受験のご家庭では不安が渦巻きやすくなっています。不安が顔に出ると、子供に伝染しますので、絶対に無理矢理にでも笑顔を作って下さい。受験生の保護者の大事な役目のひとつが笑顔です。