模試の日の朝。我が家の長男の時は「模試だから気楽にやってこと」という声がけをしていました。緊張しやすい性格でしたので、プレッシャーに潰されないようにこんな声がけをしていたのですが、今ふり返ると反省しかありません。そのまま、本番の日も同じ雰囲気で結局、緊張感を作れず、何度もプレッシャーに負けてしまうという状況につながっていました。性格や行動の癖に応じた対応を考えないといけないなということを長男の時に学びました。
長女の時は、「本番だと思って行ってこい!」という声がけをしていました。思いっきりプレッシャーをかけていたのですが、本番ではプレッシャーは関係ないという状況に持ち込めたようです。模試は合格不合格にはまったく関係ないので、思いっきりプレッシャーの嵐にしました。
模試によって結果はいろいろでしたが、模試の点数によって怒ったり、騒いだりはしませんでした。
皆さんもこれだけは守って下さい。点数で一喜一憂してはいけません。
一番、気持ちに影響を受けているのは本人だからです。
模試は弱点分野の発見や本番でやってはいけないミスの癖を見つけるのが大事です。点数がびっくりするぐらい悪くても、弱点がわかってよかったとご家庭では話してください。ちょっとした点数の違いで偏差値は上下しますので、偏差値ではなく、本当はあと何点取れる可能性があったのかについて見つめて下さい。弱点の補強、スケジュールの見直しは教室側で対処していきます。
本気で入学したい志望先であれば、前日まで必死にがんばることができるものですので、ひたすら応援しましょう。