昨日、おとといと休日は10時間は勉強するという受験生の姿の1例を紹介していますが、これを実現するためにもうひとつ大事なことがあります。
「休憩時間」と「自由時間」は分けて考えることです。
休憩時間 は5分を推奨していますが、長くても10分です。
「休憩を取る」のは「休むため」ではなく、「休憩後の勉強を効率よく進めるため」という意識が必要です。
そして、大事なのは何分休憩するかよりも、休憩は何分にするかを決めることです。休憩時間は勉強の間のリフレッシュのための適切な長さの時間にすることが大事です。
休憩時間は10分よりも長くなると、休憩ではなく、自由時間になる恐れがあります。
休憩時間と自由時間は違います。
自由時間は何をしてもいい時間で、休憩時間とは異なります。
休憩時間と言いながら、つい漫画を読んだり、ネットを徘徊したりは脳に新たな刺激を与えることになって休憩にはならないことが多いと言えます。人によってこのあたりの影響度合いは違いますが、少なくとも漫画やスマホはやめるべきです。
特によくないのはスマホです。スマホは集中力や緊張感をなくし、休憩ではなく、堕落時間にしてしまいます。
次の集中時間を意識した時間にするのが休憩です。
緊張感がなくなる休憩はだめですので、休憩は簡単なようで、実はとても難しいのです。
逆に自由時間はとことん好きなことをしたり、遊びつくすぐらいがよいです。
時間の使い方で、結果的に無駄な時間の仲間入りをした時間はルールもなく、メリハリもなく休憩と自由をごちゃ混ぜにした時間です。