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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

そろそろ勉強しなさい!

学校から帰ってくると、ゲームやYouTube、テレビ、スマホなどに夢中になっていて「そろそろ勉強しなさい」、「宿題はやったの?」と言っても、まったく動く気配がないということがあるかと思います。
何度も注意しているうちに、ついに怒鳴り始めるというのは普通の光景です。日本の家庭の一番多い割合はこういうご家庭です。
これは普通なんだと思っていると、そのままの状態が小中高と成長しても続きます。何としても変えていかないといけません。
いきなり注意すると、うまくいかないものです。
「そろそろ勉強しないさい。宿題はやったの?」
「やだ。まだ遊びたい」
押し問答が続き・・・。
こういう光景が日本のあちこちで繰り広げられていると思います。
どうしてもいきなり注意を始めるということをしやすいと思いますが、注意の前に「共感」があると子供の受け止め方が違ってきます。
「ゲームはおもしろいからね」と「共感」をまずします。
その上で、「でも、勉強はしたほうがいいと思うよ」と自分の本当の気持ちをやんわりと伝えましょう。ゲームをしている時などは、今まさに佳境に入っていてゲームにしか気持ちが向いているタイミングではなく、しばらく様子を観察して、今だったら話が耳に入るかもしれないというタイミングを選んで共感し、気持ちを伝えましょう。
忘れてはいけないのは、勉強をした後で、勉強をしたことに対することを認めることです。
「勉強したね。がんばったね」と言いながら、必ず笑顔を子供に視線の先に持ってくることを忘れないようにしてください。
なお、これが通用しやすいのは素直な気持ちを持っている小学生の間です。体も心も娯楽中心が染みついてしまっている場合はうまくいかないことが多くなりますが、自分を正していくきっかけ作りだと考えて取り組んでください。