familab(ファミラボ)

小4~高3のご家庭へのお話をしています。

自分で決めて行動することの大切さ

子供が勉強しません。
何度言っても聞きません。
こういうことはとても多いと思います。
何度も何度も注意して、やっと勉強を始めたとしても、言われて言われて仕方なく勉強を始めた子供は成績が大きく伸びていくということはとても少ないことが多いというのも現実です。
国公立大学や難関私大を調べてみると、家で「勉強しなさい!」と言われたことがないか、ほとんどないという大学生がとても多くいます。
教室で毎週1枚ずつ配布している「幸せレッスン」というB5サイズの紙の裏面の右下には3つの言葉を記したマークを必ず付けています。
3つの言葉のひとつに「自分で決めて行動」というメッセージがあります。
単に行動するとか、行動させられるとかではなく、「自分で決めて」行動することを体に染みこませたいという願いを込めているのですが、勉強することも子供が自らの思いで、自分で決めて、しなければならない行動のひとつです。
行動を「自分で決めて行動」というレベルにしていくこと、当たり前にしていくことはとてつもなく難しいことです。大人になり、社会で活躍する時にこの姿勢や作法が心と体に染みついているかどうかは大きな差になってきます。
保護者の皆さんにはとてつもなく難しい子育てを教室としては要求しています。
単に勉強ができる、成績があがる、志望校に合格するという目に見えるものではないことをお願いしています。
「自分で決めて行動」ができる子供にたどり着くには、様々なルートがあります。子供は一人ひとりまったく違う環境の中で育ってきていますので、たどり着く道筋は子供の数だけ存在します。
難しいことを要求していますが、保護者の皆さんの生き方、私生活がそのまま子供の大きな刺激になります。「親の背中を見て子供は育つ」ということわざがありますが、一緒に暮らしている子供は親の良い面も悪い面も自然に知らないうちにまねをして、身についてしまうので、親は普段から自分の言動や行動に気をつけるべきだという意味です。本当にそうだと思います。
昨日の話の中で、「共感」という作法を紹介しましたが、さらに「親の背中」も見せてほしいと思います。保護者の皆さんもチャレンジ=挑戦している姿を子供の前で見せてほしいと願っています。
正直なことを言うと、1ヶ月で変わる子供がいる一方で数年かかる子供がいるのが事実です。「自分で決めて行動」するようになったなという子供の保護者の方は面談でお話すると、保護者の方も変わったなと思うことがほとんどです。家族全員でがんばって欲しいと願っています。