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子供によりよくなってほしい

子供によりよくなってほしいと思うのは当たり前です。そして、大多数の保護者の方は子供を自分の思い描く理想の姿にしたいと、何とか思い通りにしようとして働きかけることをしてしまいがちになります。
こうしてほしい、ああしてほしいということで働きかけようとすると、どうしても子供のマイナスにみえてしまうところを指摘するということが多くなります。悪いとは思いませんが、子供が素直かどうか、受け止める力を持っているかによって保護者の皆さんのフラストレーションがたまるばかりということにもなったりします。
まったく聞く耳を持たないようになっている成長度合いの時は、長所の部分に目を向け、そこを伸ばすということに力をそそいでほしいと想います。長所をこれでもかと伸ばそうという声がけは短所を変えようとするよりも結果につながります。長所をもっと伸ばす、長所をほめるという気持ちで接していくと、子供は保護者の言うことにも耳を傾けやすくなります。気持ちよくほめたたえつつ、さりげなく短所にもさらりとふれるというのがよいものです。本当にさらりと伝えて下さい。
子供に接する時は、どんな時でも笑顔を忘れずに。話す内容で笑顔の度合いも違いが出てきてよいですが、言葉に合わせて表情は大事な伝える力の土台になります。