保護者の方が使う言葉の口癖はとてつもなく子供に影響します。
自分がどんな口癖をしているかは、なかなかわからないものですが、今日から前向きな言葉を口癖にすると決心してください。
「早くしなさい」という言葉ばかりを子供に投げかけていたとしたら、「もう少しだけ急いでやってみようか」と少しでも前向きな言葉に変換してください。
怒りたくなっても、まず深呼吸をしましょう。
そして「まあ、いいか」という気持ちになることです。
まずい、ピンチだという状況になっている時に、それでも肯定的に考えることができるのが「まあ、いいか」という言葉です。
ネガティブな気持ちをポジティブに気持ちを変える魔法の言葉が「まあ、いいか」です。
日常的に不満なことに遭遇した。
子育てで不満を感じた。
「まあ、いいか」と口に出してみると、少なくともネガティブな気持ちが和らいでいきます。この感情の変化がまわりを好転させることにつながります。
子供は言われて、指示されて動かせるのではなく、自ら動くを大事にして欲しいので、「まあ、いいか」は保護者の皆さんの心を軽くし、長い目で見ると大きな効果が出ていくものです。
但し、例外はあります。
期限がある場合です。教室でも切羽詰まっている状況の受験生に対しては締切も見ながら、ありとあらゆる手を打っていきますし、今まさに打っています。緊迫感のある状況の場合は、学校、教室でも強弱の働きかけを受けていますので、ご家庭だけは安らぎを創り出すようにお願いします。そのためにも「まあ、いいか」をうまく使って下さい。