familab(ファミラボ)18時更新 日月お休み

小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

中3生の高校受験の姿勢で大学受験は結果が見える その1

ある意味悲しい現実なのですが、中3生の高校受験の姿勢で、大学受験の結果が見えてしまいうことがあります。教室には高校生も来ていますので、この場合は何としても私の予想をはるかに超えさせようとしていきますが、教室を去って行った場合、祈るような気持ちで私の予想を超えてほしいと願い続けています。

高校入試は自分が住んでいる地域の同級生との勝負になります。志望校に通える範囲も考えると地域密着型の勝負です。
しかし、大学受験になるとかなり違う様子になります。
特に首都圏に住んでいる場合のライバルは全国の高校生になります。
さらに浪人生もライバルに加わります。
倍率も飛躍的に上昇します。

さらに大きく変わるのが偏差値です。
偏差値は受験生の中での自分の位置を示しています。
高校受験の偏差値はほぼ全ての中3生の中での位置を示していました。
しかし高校から大学への進学率は約55%前後で半数近くの高校生はライバルではありません。
個人差はものすごくありますし、進学先の高校によっても異なってきますが、高校受験の時の偏差値からマイナス10から15ぐらいの偏差値が大学受験時の偏差値になってしまういうことがとても多くなります。
高校生の模試は大学受験に参加しない高校生も含まれた形の偏差値になっているため、高校生は偏差値ではなく、全国の中での順位を気にする必要があります。