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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

保護者の皆様に力を貸していただきたい3つのこと

本日で2022年の最後のお話になります。
来週からの2週間は冬期特訓に集中し、年末年始は受験生セミナーをのぞき家族との時間を大事にしたいので、一旦、ここでの話も小休止させていただきます。
皆さんの2022年はどんな1年でしたでしょうか。教室は、3月までは、教室としてはじめての大学受験への挑戦もあり、かなり苦しい日々でした。今年は既に2名が第一志望の大学に合格していて、よいスタートになっていますが、終わってみて結果が出ただけであって、本当に試行錯誤、挑戦、挑戦、挑戦の連続でした。合格した時は本気で取り組んだ受験生本人の力ですが、合格できない時は教室の側に問題があった、もっとできることがあったと考えざるを得ません。特に、受験生が本当の受験生になっていない場合、結果につながらないことが出てきますが、本気の受験生に最後までできないケースが心残りとなります。

2022年の最後の話では、ご家庭の保護者の皆様に力を貸していただきたい・・・というより、ぜひこうして欲しい、それによって教室の力と合わせて子供たちをよりよい世界へ導いていきたい・・・ということで、2023年は保護者の皆さんにこうしてほしいということを記して、終わりにしたいと思います。

ひとつ目です。保護者の皆さん自身が学び、挑戦をして下さい。
子供は親の背中をみて育ちます。
保護者の皆さんは子供にとっては一番身近な大人です。身近な大人がかっこいいと子供は知らず知らずのうちにまねようとします。学ぶ姿、挑戦する姿をぜひどうどうと子供に見せて下さい。親を親として、大事な大人としてとらえることができるのは、日々の親の背中です。子供は親の言い分にはなかなか言うことを聞きません。反発します。我が家もそうでした。でも、親がしていることには、ものすごく影響を受けて、行動につながります。
ぜひ保護者の皆さん自ら大いに学び、挑戦して下さい。そして、なぜ学ぶのか、なぜ挑戦するのか、学ぶ事や挑戦する事の価値、尊さを知らしめてほしいと思います。

ふたつ目です。家族仲良くして下さい。
本当はまず両親は仲良くということを言いたいのですが、そうするとシングルマザーやシングルファーザーは駄目なのかという話に飛躍されてしまうことがあるのですが、決してそんなつもりはまったくありません。誤解しないで下さい。
家族で仲良くということは、ポジティブで前向きな言葉や空気でご家庭がいっぱいになっていくことをお願いしています。ネガティブな言葉と空気の中で育つのと、ポジティブな言葉の空気の中で育つのとではどちらがいいかはわかっていただけると思っています。

みっつ目です。子供扱いせずに、大人扱いを増やして下さい。
教室に通ってきている子供はみんな子供です。大人っぽい考え方を示しているシーンは毎日ありますが、子供は子供ですし、ご家庭でも子供という存在です。高校生もまだまだ子供です。だからだと思いますが、ご家庭の中ではどうしても子供扱いすることがとても多いものです。ぜひ大人扱いをするということを意識してください。大人の世界、大人の考え方、大人の行動にぜひたくさんふれさせてほしいと思います。
それが子供の成長につながります。

2022年、ありがとうございました。
私からのメッセージは2023年1月10日から再開します。
来年は驚きに満ちた1年にしていきます。詳しくは、来週発送する保護者の皆様へのお手紙でその一部をご確認ください。

今日はクリスマスイブでしたね。
メリークリスマス!

そして、よいお年を!