2023年になりました。
年末年始、どのような日を過ごされたでしょうか。
今週、全員が年末年始の振り返りをするということをします。
特に受験生は冬期特訓に来ている場合、そうでない場合も含めて本当の受験生になっているかを再確認していきます。
所属している企業からは批判を受けるのを覚悟の上でお話しますが、一部の受験生には私の教室ではないところが主催している冬期講習を勧めた場合があります。実際に行ったのはそのうちの2名ですが、どんな表情で教室に来るか楽しみにしています。
なぜこのようなことをしているかと言うと、目的はただひとつ、第一志望に合格するためです。行ったところは私と協力関係にあり、内容、指導者を熟知していますので、あとは本人がどこまで日々、真剣に努力してくるか次第です。相手先にとっても、正直なことを言うと、迷惑極まりないと思いますが、毎年、この試みがあったからこそ合格にたどり着けている受験生がいるのも事実です。
受験生にとってはここからの残りの日々は気持ち作りと行動次第で結果がでますが、一段レベルの高い問題が出題され、荒療治をしないと合格できない状況の場合で、かつ受験生としての心、志ができている場合のみ送り込むということをしています。いわゆる超難関だけを目指している場が送り込み先ですので、周りは選抜試験を受けて受講していますので、空気感が違います。
学ぶ場の空気感はとても大切です。
教室でも冬期特訓の段階から、徐々に緊迫感、緊張感を強化してきています。
受験生以外は、学ぶことは自分にとって大切なことだという思いを持たせるということをあの手この手で強化しますが、同時に、受験生に対しては少なくとも甘い考えを持たせないようにしていきます。
今年の受験生で受験生らしい振る舞いができている人数が私が担当した過去3回の時と比較して、一番少ない状況になっています。今まで通用していた接し方がまったく意味を持たないという受験生もいるため、強弱織り交ぜた対応をしながら、何としても本物の受験生に全員します。完全に二極化しています。
打つ手には限界もあるため、行き先がないという状況を回避するため、受験生によっては志望校変更ということを相談せざるを得ない状況が出てくる場合も出てきます。
年の初めに、暗い雰囲気のお話になり、申し訳ありません。
今週は受験生にまつわる話を続けます。