都立高校の推薦入試の倍率が先週末に発表されました。
推薦入試は定員に対して、普通科は2割、コース制や専門学科は3割が上限で定員を各高校できめています。
今年の中3生は東京都内で約7万8千人弱で男女合わせての応募者は2万三千人強となっています。公立中の中3生の約30パーセントが出願しています。
詳しい数字は進学研究会(Vもぎ)のホームページで公表されている資料が過去の年度の倍率も掲載されているので見やすいと思います。教室に先週の金曜日の遅い時間帯と土曜日に来た志願者には渡っているかと思いますが、下記にリンク先を紹介しますので、確認をお願いします。
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令和5年度 都立高校 推薦応募状況(進学研究会・Vもぎのホームページへのリンク)
普通科倍率
https://www.school-data.com/exam_archives/pdf_data/2023/230120_futsu.pdf
コース・単位制・専門学科倍率
https://www.school-data.com/exam_archives/pdf_data/2023/230120_corse.pdf
文化・スポーツ等特別推薦倍率
https://www.school-data.com/exam_archives/pdf_data/2023/230120_bunka.pdf
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普通科の男子、女子の倍率トップ10と教室周辺の一部の高校、コース制や専門学科の教室周辺の一部の高校の倍率を紹介します。
愕然としたのは、多摩の進学指導重点校である八王子東高校の男子の倍率。
33人の定員に対し、わずか36人しか応募していません。政府方針もあり、コロナが収束に向かっているという雰囲気になってきていますので、都心の高校に行こうという空気が多摩方面の中3生の間に漂っているので、不運としか言いようがありませんが、大きく倍率を下げています。
男女別募集を段階的に廃止するという方針で動いている都立高校の入試制度ですが、来年から推薦入試の仕組みが大きく変わるのは間違いありません。今回の結果が大きく影響させる材料になります。
なお、倍率で一喜一憂している受験生は要注意です。倍率が低くなったから安心ではありません。どういう内申数字を持った中3生が応募してきているのかによって、倍率が低くても、不合格になることはあります。今回は数人をのぞいて、結果を読みにくい試験になっています。気を引き締めて、立ち向かって欲しいと思います。
推薦入試が終わった日の夜、勉強をしていない受験生はほぼ合格していないというのが過去の教室の実績です。当日の夜の行動を保護者の皆さんは観察し、気を引き締める言葉をかけてください。よろしくお願いします。