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こたつ

先日、生徒と話をしていたら、こたつで勉強しているというのがわかりました。こたつがあるご家庭は少なくなっているイメージがあったのでびっくりしましたが、気がつくと、こたつはやめましょうという話をはじめていました。
とは言うものの、きっとこたつ勉強を続けているかと思いますので、この場でこたつ勉強について私の考えをお知らせしておきます。
まず、どうしてもよくないことにつながるのが、姿勢が悪くなるということです。姿勢がよくないと脳に届けられる酸素の量が不安定になります。あったかいので、眠くなります。だんだん勉強する気持ちがなくなっていきます。気づいたら寝ているという状態になります。
こたつは大抵、リビングにあります。するとテレビ、お菓子などが近くにあるということになり、勉強も集中してできなくなります。
以上のことは私の経験談で語っています。間違いありません。
こたつでもきちんと姿勢よく座ることができるのであれば、こたつはよい学習環境になる場合もありますが、本当にまれではないかと思います。家族の空気が誰かが勉強していたら、みんなで協力するという形になっていれば、こたつ勉強も違ってくると思います。きっと子供を心地よい目で、心地よいプレッシャーで包み込んでいることと思います。
なお、こたつを知らないという子供に出会ったことがありますが、これはこれでよくありません。子供が大人になる間にこたつで家族で笑顔で過ごすという経験は絶対に必要です。こたつは日本の文化です。大事な文化は経験させないといけない、経験しないと実感できないものです。