今、教室は受験のまっただ中です。
受験生の保護者はつらいものです。私もそうでした。かなりいろいろ考えて接していましたが、一言でその時を思い出すと「親の心子知らず」でした。
よい親子関係を維持するのが何と難しいことでしょう。
少しでも参考になればということで、受験生の保護者の方へのお話をします。
受験生の親としては、とにかく毎日子供のことが気になって仕方がないという状態になっているかと思います。一挙手一投足がどうしてもイライラにつながります。
最後の模試の結果が返ってきたけれど、こんなんで大丈夫なの?
いつも暗記ばかりしているようだけど大丈夫?
お風呂が長すぎないか・・・大丈夫?
今の時代だと、
いつもスマホをいじっているけど、大丈夫?
大丈夫?、大丈夫?、大丈夫?・・・
勉強しなさい!という言葉がつい出てしまいます。毎日になったりします。
保護者は心配ですし、不安ですし、イライラしますし・・・これが保護者の本音だと思います。
冷静になって欲しいのですが、まず、受験勉強しなくてよいなんて思っている受験生はいないという大前提があります。でも動くないことはあります。
自分の子供が本当の受験生になっているのかを生活態度、行動の面からよく観察し、受験、受験、受験というプレッシャーを持ち歩いていると思って、見つめてください。何か言いたくなったら、まず、深呼吸をして見守るという体制を作って下さい。例外はありますので、自分の子供をよく、冷静に見つめてみてください。
子育ての今に正解はありません。10年、15年経ってやっとわかってくるというのも事実です。