子供たちと話をすると「ネットに書いてありました」ということを言われることがあります。
「なぜこう思ったの?」
「ネットに書いてありました」
「この意見がよいと思ったの?」
「ネットに書いてあったから」
「ネットに書いてあるのを読んで、どんなふうに考えたの?」
「ネットに書いてあったのを、そのまま書きました」
こんな感じで会話にならないことがあります。
特に高校受験生だと極めてキケンです。特に都立高校だと推薦入試があるので、受験で面接試験があるので、自分の考えを持たないとか、考える事をしていない受験生だとやり取りの中でうっかり判明してしまう場合があります。
志願変更も考えないといけないという状況になることも出てきますが、既に面接がある受験をするという気持ちを固めた状態だと、当日、何も起きないことを祈る気持ちになります。
来年の都立高校の推薦入試は抜本的に仕組みが変更される見込みですが、コロナで実施が3年間中止されていた集団討論の対策につながる活動を早めに実施することにしました。今週のレッスン冒頭のプリントでミッションを授けているのは、その第一歩です。昨年度は国立大学医学部医学科を目指していた高3生のみが集団討論がありましたので、その対策を全ての学年に広げていくことで強固な合格プログラムを展開していきます。
一番の対策は日々の生活の中で考える、新しい発想に触れるということですので、保護者の皆さんにも様々なお願いをしていく形になりますので、保護者セミナーでの話を楽しみにしていてください。私も話すのを楽しみにしています。