都立高校も埼玉県立高校も発表された倍率の数字を見てから、1回だけ受験校の変更をすることができる仕組みになっています。
東京都の場合は今週の月曜日に取り下げて、火曜日に新しい受験校に再提出をします。
埼玉県の場合は今週の水曜日と木曜日に志願先変更ができます。
今年は東京都の複数の方から相談を受け、結果的に相談をされてきた方は皆、志願変更をすることになりました。真剣に悩み、出した結論です。教室としてはこの決断を応援していきます。
通常は出願変更によって倍率の高いところは下がり、倍率の低いところは上がるという現象が起きます。倍率を見ながら判断をするのが普通です。
しかし、今回、相談を受けた内容は倍率が高いから、倍率が低いからではなく、私立高校の入試で予定していたコースではなく、最上位のコースに入ることになったので、3年後に向けて都立は一段も二段も上を狙うというものだったり、模試の結果を見て伸びてきているから上を考えたいというものでした。
真剣に悩み、考え、親として、子供は子供として最終的によい決断ができたと思います。
この数日の心の中の葛藤を忘れずにいてほしいと思います。
なお、出願変更は受験生とそのご家庭にとって大事な権利です。一部の中学校で倍率が出る前に出願変更する場合は申請せよといったスケジュールを示している場合がありましたが、なぜこのようなことをされるのか理由が理解できません。
残念なことです。
2月21日が都立高校、2月22日が埼玉県立高校の入試の日です。
残り1週間、とことん取り組んで頂きます。