13日に願書の取り下げがあり、14日に再提出がおこなわれた都立高校の最終倍率の情報です。
○東京都の発表データ
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/application/release20230214_02.html
少々、わかりにくいので、Wもぎ様とVもぎ様の分析データを紹介します。
まずWもぎ様
https://www.schoolguide.ne.jp/news/entry/entry000836.php
次にVもぎ様
https://www.school-data.com/exam_archives/pdf_data/2023/230214_futsu.pdf
コース、単位制、専門学科
https://www.school-data.com/exam_archives/pdf_data/2023/230214_corse.pdf
ここまでは昨晩の更新です。ここから先を書き換えました。
これらの数字を読み、倍率が上がった、下がったで一喜一憂しないことが本当の受験生に求められます。
高校にもよりますが、倍率が上がったとしても、下がったとして、難易度の低い高校は別にして、新たに出願した受験生がいて、出願を取り下げた受験生が必ずいます。その相殺として、出願者が決まります。
教室でも数人出願変更をしていますが、攻めの出願に変えた受験生の高校は見かけ上は出願者数は、表の上ではマイナスになっていました。つまり取り下げた受験生はいましたが、逆に新たに出願をした受験生がいたということです。倍率が高いのが嫌だなと思ったので、出願を取り下げた受験生がいた一方で、倍率は高いけれど私は挑戦するという決断をした「志の強い受験生」がいるということです。当然、こうなったのには理由があります。私立高校の受験で結果を出しているということです。最上位のコースを私立で勝ち取った場合は、都立は攻めの勝負をしようと思ったということです。すばらしい決断です。
この「志の強い受験生」、言い換えると「勢いの出てきた受験生」が上位校では出現します。単に、倍率が上がった、下がったという見方しかしなかったら、読み間違えます。絶対合格の実力の受験生が不合格だったり、無理だと言われ、中学校の先生からも反対されていたのに合格を勝ち取るという受験生が毎年いますが、この最後の1週間あまりの勢いと決断と行動が勝負を決めるのです。
大逆転がいよいよ始まります。あきらめない心がそれを後押しします。当初予定していませんでしたが、「あきらめない心」について今晩の更新で紹介したいと思います。