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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

スマホは持たせませんでした

毎週、テーマをきめてレッスン冒頭で話をしていますが、今週は「スマホは持たせませんでした」というタイトルの紙を配布して話をしています。

スマホは持たせませんでした」というのは我が家のことです。

我が家では大学生または高校生になるまで、子供たちにスマホを持たせませんでした。スマホに熱中しすぎることで、日常的な行動の中での、社会性や創造性、そして注意力がそこなわれることが心配だったからです。
もう私の子供たちは大学を卒業し、社会人になっていますので、現在とは異なる時代背景がありますので、今だったらどうするかは難しいところです。
ただ、我が家の子供たちはスマホによる副作用や依存症の可能性が心配になる性格だったというのもありましたので、今、自分の子供が小中学生だとしても、少なくとも高校生になるまではスマホは持たせないとは思います。
子供にはスポーツにとことんのめり込んだり、本を読んだり、クリエイティブなことをする時間が大切だというのが私の考えで、これができていて、正しい倫理観、道徳観がもてたらというのが判断基準になるかと思います。

教室で配布したプリントには「スマホ依存になっていないかのチェックリスト2023」というものも掲載しています。
内容を一部紹介します。

スマホを使っていない時間があると不安やストレスを感じるか?
スマホがそばにあって定期的にチェックしないとイライラするか?
スマホを見ている時間が何時間もある(健全な知的目的以外)
スマホを使いすぎて、寝不足や健康に問題が生じていないか?
スマホを見ているうちに無意識に時間が経っていないか?
人と話すよりもスマホのコミュニケーションが楽になっていないか?
スマホなしで1日を過ごすことが自分には無理だと思うか?

スマホを持っている子供には自分自身をふりかえるきっかけにして欲しいですし、持っていない子供には気をつけないとあっという間に大変なことになるんだよということを知って欲しいと考えて資料を作っています。

プリントの裏側は「困った高校生 VS 賢い高校生」というタイトルの資料になっています。ある大学生の集まりでアンケートを取らせていただいたり、訪問した高校でのインタビューをした結果をもとに作成しています。家に帰ったら、保護者の皆さんにも見せるように話をしています。ぜひご確認下さい。