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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

家庭で学ぶ環境

小中学生までは家庭での学ぶ環境を整えるのは、保護者の皆さんの大事な仕事のひとつです・・・と私は思います。異論を唱える人はたくさんいると思いますが、少なくとも私はこう思います。

保護者の皆さんが学ぶ環境を整え続けるべき期間は、子供によって違います。
わかりやすく伝えるために小中学生というくくりで話をしていますが、高校生になってもこうすべきという場合もありますし、小学生でも保護者が学ぶ環境を整えるのはしなくても大丈夫ですよという場合もあります。
この境界線は大人度合いが一定レベルになったらという線引きを私はしています。
ただし、大人度合いが高くても、突如として誘惑に負けるという出来事が発生します。その典型的なものがスマホを与えるという出来事です。
スマホを手に取ったことによりあまりにもおかしな状況が発生している場合は今後は保護者の皆さんと協力して対処していきたいと考えています。
スマホを持たせる時にはルールを家族で決めて、ルールは守るという約束の元に利用を開始してほしいと思います。スマホは家庭での学ぶ環境を悪くする最強のきっかけのひとつです。ルールが存在しない状況でスマホを持たせているならば、ルール作りに着手してほしいと思います。
次回の保護者セミナーではルールの案を用意してお渡しします。
このルール案の中の2つのルールは必須で入れていただきたいと考えています。
ひとつ目は、
「勉強する時にはスマホスマホの指定位置に置く」
です。
指定位置は保護者の皆さんの手の届く場所にして欲しいと思います。一番よいのは保護者に渡して預かってもらうことなのですが、保護者が全員お仕事をされている場合もあるので、勉強の時に子供の視界に入らない場所、手を伸ばしても絶対に届かない場所を指定位置にしてください。
ふたつ目は
「寝る時にはスマホスマホの指定位置に置く」
です。
布団の中にまで持って行き、画面を見ているという行動になっている小中学生がいるのがわかっています。大抵は成績が思わしくないか、伸び悩んでいるという状況で、受験生の場合は致命的に状況になっています。
スマホは誘惑の入り口です。
誘惑いっぱいの中で勉強をしているならば、それは保護者の皆さんが子供との接し方を変えてほしいと思います。教室では注意をしますが、子供は家に帰るとその注意を忘れるという習性があります。
小中学生までは保護者の皆さんが家庭での学ぶ環境を整えましょう。
最強の誘惑・スマホ対策から取り組みましょう。
ポイントは「勉強する時と寝る時はスマホを預かる」です。
スマホの文字はいろいろな言葉が当てはまります。
誘惑に負けそうなものが家にはあると思います。それをスマホの文字と交換してみて下さい。