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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

消しゴムのカス

教室に到着すると、私が真っ先にすることのひとつにレッスン席の机上のお掃除があります。
消しゴムのカスが残っているままになっている場合、確認するといつも同じ子供が座っている席です。
後片付けができない子供です。
不思議なもので、こういう子供は学校のテストで時間があまっても、見直しをしません。ケアレスミスがなかなか減りません。
後片付けをおろそかにするという行動、意識が不注意のミスを減らすという行動につながらない資質になってしまっているのではないかと思います。
たかが消しゴムのカスではありますが、次の人が使うときにどう思うだろうという意識も持てない、考えられないということは、国語の物語文の問題で力が発揮できなかったり、記述問題にも大きな影響が出ています。あくまでも傾向が見られるということですので例外はあります。
ひとつの行動、何かをし終わった時、きちんと落ち着いて、人としてやるべきことをするといういわば後始末の分野での「しつけ」の部分はとても大切だと思います。
人間性の成長度合いにもかかわってきます。