勉強したくなる環境の筆頭は、勉強している行動、姿勢を見つけたら、ほめるという環境です。単にほめるのではなく、徹底的にほめるのがポイントです。心の底から、一生懸命に、徹底的にほめてください。でも効果がでるまでな個人差が激しいものです。1か月で効果が出る場合もあれば、1年たっても出ない場合があります。
一方で、勉強の土台となる行動に目をむけさせることがとても大切です。
・時間を守る。そして、3分前集合はあたり前にする。
・約束は守る。そして、約束は果たす。
・整理整頓。そして使いやすい整理整頓を目指す。
・あいさつ。そして、笑顔と心のこもったあいさつをする。
しつけの分野を強化するということです。
勉強は一定時間を要求されますが、しつけはそうではありません。その瞬間、身体に染み付いているのが大事です。そして、しつけができていないと、子供にとってのルールや規律が定まらず、自己管理能力を身につけることが難しくな傾向があります。
学習習慣を身につけるためには、規則正しい生活習慣や、自己管理能力、自己規律を身につけることが重要です。しつけをしつつ、学ぶための環境作りが大切になります。その一貫として考えてみて下さい。
昨日の「勉強しなさい!」という言葉は、プレッシャーになるばかりで、子供にストレスを与え続けることになり、学ぶ環境を破壊しているということになります。