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集団塾からやってくる子供たち

時々、集団塾に通っている子供が体験にやってきます。
集団塾でなかなかうまくいかず、やってくる場合は、結構な確率で勉強しているふりをするのが得意というケースがあります。特に、ひたすら講義を聴かせるというのを主に運営している塾や予備校の場合はこうなってしまうことが多いなと思います。
教室では自学自習を極めることにこだわっています。
自学自習では自ら行動すること、動くことが求められます。
集団塾でうまく伸ばしていこうとする場合は、先生の力量がものすごく必要です。私の教室では試験を受けて学力が高いことが大前提ですが、優秀な大学生でも集団塾での講義形式の力を持たせるのはものすごく大変ですし、100人いてすぐにできるのは数人しかいないものです。学力だけでなく、人としての力量も必要です。
話すのはできると思いますが、学び続ける力がないと、けっこうつまらないという形になりやすくなります。集団授業にうまくはまっていない、成績が伸びない場合、教える側の力量がまだ足りずに、子供がつまらなくなり、子供が聞いているフリをしようという行動になってしまっていることがとても多いと思います。そのうち聞いているフリが習慣化されてしまいます。
私の教室は基本的にコーチングとティーチングの微妙なバランスで運営していますので、子供は手を動かします。手を動かすので、勉強に集中しやすくなります。ちなみにコーチングとティーチングのほかにカウンセリングも加えた形も進めています。
ご家庭でも勉強をしている姿を見ることがあった場合は、手を動かしながら学んでいるかを観察してみて下さい。眺めているだけという場合は力のつき具合は低いと思って下さい。手を動かすようにアドバイスをされていると言って、話をしてください。