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小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

教育格差

皆さんのご家庭では、私の教室で学ぶということを決心してくださり、通ってきて下さっています。
教室に通っているから大丈夫と思われたら、実はキケンですというお話です。
教育格差を家庭の金銭的な格差に置き換えようとする教育関係者が多くいますが、これは間違いです。
本当の教育格差は環境によって起きます。
環境の差が子供の教育格差につながります。
環境の差とは、子供がふれる言葉や考え方がプラスの環境にあるかどうかです。プラスの言葉や考え方の中で育つと子供はプラスの方向に進んでいきます。決してお金がたくさんあって、教育にお金を使うからよりよい子供に成長するのではありません。子供がふれる言葉、考え方、未来への思いがプラスかどうかです。いくらお金をかけたとしても、環境にマイナスの要素が強ければ子供はマイナスの方向に進みます。
子供は本来素直なものです。
最初は全員素直です。
この時にどれだけプラスと出会ったかで、びっくりするぐらい到達点が異なります。ぜひプラスの言葉、そしてプラスの表情と行動を保護者の皆さんが心がけて下さい。少なくとも子供の前では元気いっぱいでやさしい笑顔の保護者でいてほしいと思います。こうするのに、お金はかかりません。これが最も教育格差の上位を目指す秘訣です。

さて、先週からレッスン冒頭の話として「直向きレッスン」というシリーズの話を開始しています。先週は何と読むかは一切話していません。「直」は小学校2年生、「向」は小学校3年生で習う漢字ですので、本来は小4から高3生がいる教室では全員、知っていておかしくないのですが、ほとんどの子供たちは読めなかったようです。読めなかったら辞書で調べておいてねと話をしています。今週、レッスン冒頭の話をする前にテストをしています。読めなかった子供は調べてきたのかなということを確かめるためです。ちょっとイジワルな教室です。そして、調べなかった子供たちの行動を変えるための第一歩の基礎知識につながる話をレッスン冒頭の話として実施しています。先週は「直向きレッスン」の第ゼロ回でしたが、今週は第1回です。保護者の皆さんも持ち帰ったプリントを読んでみていただければ嬉しいです。
今週もありがとうございました。