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制服が嫌い

毎年、中3生から制服のない高校はどうやって探したらよいですか、と聞かれることがあります。保護者の方からも聞かれることがあります。
制服で志望校を決めるのはあまりして欲しくないですが、そもそも制服が嫌だという発想で選ぼうとする中学生は成績が伸び悩んでいることが多いなと感じます。自由な服装にしたいという気持ちが先に来ているのだと思いますが、残念ながら埼玉県立、都立ともに制服がないのは難易度の高い高校ばかりです。

埼玉県立高校の場合は、
さいたま市立浦和
熊谷
浦和西
所沢
などがあります。

都立高校の場合は、
戸山
西
豊多摩
北園
井草
国立
立川
町田
などです。

偏差値は受験生の真ん中が50という数値ですが、50未満でも入学できる制服がない公立高校は残念ながらありません。
偏差値が高い高校は制服がなくても、とんでもない姿で登校する生徒はいないからという考え方で成り立っています。
私服で高校生活を送りたい場合は、難関高校を目指してくださいとしか言いようがありませんが、何も考えずに、制服がないほうがいいと考えずに、制服のメリット、デメリットを把握した上で志望校を考えて欲しいと思います。

最後に制服のメリットとデメリットの主なものをあげてみます。

制服がある場合のメリットは
○今日はどの服にしようか考えなくてもすむので、朝が楽。
○高校生になった気分がして、うれしい。制服が着られるのは高校生までの特権です。公私のけじめもつけられます。
○私服よりも結果的に経済的。私服をたくさん買わなくてよいですね。

制服がある場合のデメリットは
○体温調節しづらい。寒い日も、暑くて大変という日も同じ制服ということは少々つらいですね。
ジェンダーフリーに対応していない。但し、最近はかなり改善されてきています。
○動きにくい制服もあるので、このあたりはどんな制服かにもよります。

 

結論です。

まず、勉強しましょう。