10月以降の模擬試験は残酷です。
今から、予告しておきますが真剣に学んでいない受験生、学び方の工夫をせずに言われたことしかやっていない受験生は結果がでません。
逆に教室で言われたことを自分にとってはどうしたらよいかを考えながら、一つひとつ試し、軌道修正しながら、一定の学習量をこなし、学びの質を高める努力を続けてきた受験生は結果に変化が出てくる時期です。
そして、自分事として学ぶことにとり組んできたかどうかで大きな差ができてしまっている時期です。やれと言われたからやっているという姿勢、受験があるから仕方なくやっているという子供は10月以降に完全に低迷します。一般的に受験生はいくらなんでも秋には学習量が増えます。差が作りにくくなります。
まだ4月の下旬ですが、なぜこの時期に10月以降の模擬試験の話をしているかというと、今が実は最も大切な時期で、今の努力で進学先の範囲が広がるからです。10月以降の時点では残り時間を考えると届く範囲は狭いままです。今からとり組んでいれば、とてつもない受験校にたどり着くという例をいくつも見てきました。
1学期が始まった今の時期こそ、受験生は学ぶことを自分事にしないといけません。ところがいつまで経っても他人事のままの生徒がいます。
原因は保護者の皆さんの行動にあるというケースが意外なほど多いものです。
明日、続きを書きます。