familab(ファミラボ)18時更新 日月お休み

小4~高3のご家庭へのお話をしています。お問い合わせはkokonikosugiyama@jsea.jpへ

自分の将来の姿

高1、高2生には1学期の間に将来のことを考えるきっかけを何度も提供していくことをしていきます。
高3生は大学、学部、学科は決まってきているので、これをさらに深掘りする情報していきます。
高1、高2生の段階では、
・将来やりたいことがまだ見つからない
・行きたい学部・学科が決められない
という状態がほとんどです。仮に決まっていたとしても、実際は細部までは考えられていないということが多いものです。
現在の大学入試は私立大学では定員の半分以上、国公立でも3割程度は総合型選抜と学校推薦型選抜で選ぶ時代になっているので、自分の将来が明確化されていないことは不利になります。総合型選抜と学校推薦型選抜では、その大学で学びたいことや、その先の人生で学んだことをどう生かしていきたいかを文章や口頭でしっかりと伝えなくてはなりません。
志望理由、入学後の学問探究の視点が明確化できていなければ、不合格になります。例えば、なぜ医学部をめざすのかということを問われた時に、「小さい頃に入院して、その時に接した医者の姿を見て、医者を目指したいと思いました」ということを文章や口頭で示したとしても、不合格へ一直線になります。よく誤解されますが、こういう話は志望理由ではなく、医学部をめざそうとした時の「単なるきっかけ」です。医学部を卒業したら、何をしたいのか、社会にどう貢献するのかということが明確でなければ、志望理由とは言えません。
現時点で学部、学科選びまで到達している高校生がいますが、そこで止まったままになっている様子になっている場合もあります。大多数は理系か文系かという古い進路指導の結論で止まっています。
目標と志望理由を明確にしていくためのアプローチを開始します。