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親子の関係性

いわゆる難関高校に進学した子供の保護者の皆さんと話をする機会があると、勉強や進路に関しては「子供にまかせています」という方がとても多いものです。
一方で、食事、睡眠、金銭面、安心感という生活環境、家庭環境面は全力で創ろうとしています。
難関高校の子供たちに話を聞いてみると、信頼関係のある前向きな対話が家庭の中でできていることもよくわかります。幼い頃から一緒に同じ本を読んだり、家族で博物館や美術館に行く、家族旅行に行くという体験もものすごくしていることがわかります。決して、こうしろ、ああしろということがないという親子関係も多いと感じます。何か指摘をするときも、私はこう思うけれど、あなたはどう思っているのという聞き方をしているという傾向もあります。
小中高とあがるにつれて、個人差はありますが、だんだんと子供は自立をしていきます。
さびしいことではあると思いますが、いつまでも子供は子供という視点を持ち続けたり、自分でコントロールしようという意識を持ったりということから少しずつ、親も子離れをする必要があります。愛情だけは大事にし、少しずつ任せるという姿勢を強めて欲しいと思います。これがうまくいかないと、いつまで経っても、高校生になっても自立した考え方ができず、お子様という状況になり、幼い考え方のままになります。