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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

スマホ

様々な調査データを見ていくと、中学生になると8割がスマホを持っているという状況に現在はなっているようです。
中学生の大人度合いは恐ろしいくらいに差がありますので、これはとても怖い割合です。ある調査によると、現実に会ったことはないネット上の友達がいる中学生は約7割という数字もあります。デジタルが当たり前の中で育った中学生にとっては、ネットを使って新しい交友関係を創り出すことは当たり前の日常になっていきます。一方でトラブルも多発しています。位置情報アプリも巧妙な仕組みになっているので、会ったことのないネット友達に住まいを特定され、ある日突然怖い出来事に遭遇したりという事件も起きています。
一方で、スマホの正しい使い方は正解がありません。子供だから、ネットの中の出来事だからといって許してもらうということはない恐ろしい場所がスマホのネット空間です。使い方を間違えると、自分に非がなくても、自分の一生を台無しにしてしまうほどのリスクがある道具だと自覚させなくてはいけません。これは保護者の皆さんの大事な役割のひとつです。
教室でも注意することが増えてきていますが、かなり深刻なスマホ依存になっているのではないかという子供が数人います。
幼い考え方のままの子供には、絶対にスマホは持たせるべきではないと思っていますが、そうは言ってもスマホを使わせないという選択は現実的ではなくなってきているので、ネットリテラシーを高め、大人の考え方を高めることはとても重要です。
最低限、家庭でのルールは作り、定期的に改変を繰り返すことは不可欠です。保護者の皆さんが主導権を握りつつも、子供の意見を尊重する微妙なバランスを保つことがルールが意味をなす場合の大事なことです。