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いじめとの向き合い方

毎年、数ヶ月に1回ぐらいの頻度でいじめについての相談を受けます。
いじめは残念ながらなくせません。
そういうものだという認識が必要だと思っています。
社会に出てからもそうです。理不尽なことはまかり通っています。
いじめはなくならない。
人間社会の宿命だと思います。
こんなことを言うと、えっという反応をされることがありますが、いじめをなくさないといけないという主張をするのはきれい事です。特に私のように相談を受けても直接介入ができない以上、安全な場所に身を置いて、評論家のようにああだこうだと言っているだけになりかねないので、まったく役に立ちません。
ではどうするかというと、いじめは回避するというのが最善の策だと思います。
いじめの内容を事実として聞き、できる回避策を考え、ひとつずつやってみるというのが最善の策だと思います。立ち向かうのはよい結果にならないことのほうがとても多いです。
いじめが学校で起きているのならば、今まで以上に家庭と教室は大切な居場所になるようにするべきです。
いじめは状況や事実をていねいに収集し、そこから本人のことを第一に考えてどう回避させるかを考えましょう。教室ではいじめについても一緒に考えますので、何なりとお知らせください。