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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

ゲーム

ゲームばかりしていて困っているというご家庭は想定していた以上に多いというのが今、面談をしていて感じていることです。
ゲームというメディアはいかに継続的に使わせるか、つまりいかに楽しさを継続させるかを考えて作られています。
今のゲームはネットで複数の人と一緒に遊べることを筆頭に気がついたらゲームをやりすぎてしまう仕組みがあります。
ゲーム依存にさせるのは極めて簡単なのだということです。そして、のめり込みすぎるとゲームを満足するまでできないと、イライラするという状態が始まります。
我が家の場合のゲーム防止策を紹介すると、まず子供たちに伝えたのは「ゲームは怖い」ということです。幼児期から「ゲームは怖い」「ゲームは怖い」というこということをくり返し伝えています。ゲームは必ず好きになるように作られている→油断すると、寝る時間が遅くなったりする→朝起きられなくなる…ということからはじまり、その時々の子供の成長度合に応じて怖いことになる例を話していました。小さい頃は、目が悪くなるというと、やだーと言っていました。
一方で、ほとんどの分野のゲームは一緒に触りました。幼児期は中途半端はよくないというのと、当時は教育系のコンテンツを作るのが私の主担当の仕事でしたので、ゲーム分野は学ばねばならないというのがありました。
そして、ゲームよりもおもしろい遊びは積極的にしました。
ゲームは禁止していても、必ず触れるときがくるメディアです。
問題は既にのめり込んでいる場合です。この場合は正解はありません。やめるというのはかなり難しいことですので、ゲームとのつきあい方を健全な形にするための試みを繰り返すことが続くというのは覚悟をしてください。教室ではゲームとのつきあい方についても今後、話す機会を持つようにします。但し、与えてしまっている場合はルールを作っていればよいですが、そうでない場合はかなりの時間と葛藤の連続が待っていると思って下さい。