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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

自己効力感と自己肯定感

自己肯定感という言葉があります。
いろいろな意味があるのですが、「できなくてもありのままの自分を受け入れられる感覚」という意味合いで使われていることが多いように思います。

自己肯定感という言葉ではなく、自己効力感という言葉を今日は取り上げます。
自己効力感というのは「自分はできると信じられる感覚」です。
いろいろな課題にぶつかっても、自分はうまく対応できると信じられる感覚とも言えます。
ぜひこういう感覚を子供の頃に持たせたいと思っています。
大人になった時、力が発揮できるセンスのある人物になれます。
自己効力感を高めるためにご家庭でお願いしたいのは、まず努力の過程を認めることです。結果ではなく、努力の過程をほめて下さい。
たとえうまくいっていなくても、努力した過程を認めることで、乗り越えることを後押しすることができます。
挑戦をいっぱいさせて、小さな成功体験を積み重ねさせることも大事です。自信がつき、自分の能力を実感できるようになります。子供の生活をよく見ていると毎日、何かしらの小さな挑戦をしているはずです。
がんばっているねという一言でもよいです。
自信をつけさせる声がけをぜひ心がけて下さい。