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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

ゲーム障害

先週もゲームを取りあげた日がありましたが、今日は「ゲーム依存症」についてお話します。今週のレッスン冒頭での話もこれを取り上げています。

・ゲームは楽しい、おもしろい
・でもやりすぎると、目が悪くなったり、勉強をする時間が少なくなる

このふたつは子供たちはみんな理解しています。
でもおかしな使い方になる場合になる時があります。
現在の医療の世界では、使い方、頻度が度が過ぎるという状況が一定レベルを超えると、それは「病気」として扱われるようになっています。「ゲーム障害」と言います。
くり返しますが「病気」です。
病院へ行き、治療が必要だということです。

ゲーム障害とは
・ゲームをする時間や頻度を自ら制御できない
・他の生活上の関心や日常の活動より、ゲームを優先する
・日常生活で問題が起きているにもかかわらずゲームを続けてしまう、さらにエスカレートする
といった状況を指します。上記の3つの項目が12ヵ月以上続く場合は病院での診断が必要になるレベルだと思って下さい。
どの程度ゲームに振り回されているか、ゲームに依存しているかも見ながら、怖い状態だということは認識して欲しいのですが、現在、日本ではゲームに依存している中高生は推計100万人います。この数字が多いかどうかはなんとも言えませんが、教室ではあきらかにゲームにのめり込みすぎているということがわかった場合は、ゲーム依存から脱却するための働きかけを今後、実施していきます。
但し、ゲームは悪いという見方はしないでください。正しいゲームとのつきあい方ができるのならば、何ら問題はありません。大事なのは小中高校生として、本来やるべきことがたくさんあるのですから、やるべきことをやった上でゲームをたしなむことです。