まだ軽い状態のゲーム依存の場合、かつどうしても説得ができなかった場合、強制的に教室で依存しているものを預かることをすることがあります。
受験生だと待ったなしなので、受験が終わるまでの間という約束をします。
ゲームから抜け出すために、最初は本人が1日の時間をこれだけにすると宣言して、スタートするものですが、やっかいなのはネット型のゲームです。誰かとつながっているので、なかなかうまくいきません。
ゲームが没収されることになったと告げて、実際に教室で預かると相手もあきらめるようです。
これは最終手段ですし、本人が納得できていないのに取り上げると逆効果になりますので、受験生としてやるべきことが他にあるという自覚を持ち、本人が自分事として受験を考えられるようになった時だけ没収の効果があります。無理矢理の没収はうまくいきません。逆効果になります。
こういう場合、返却する時はドキドキしますが、受験が自分事になっていれば、返却しても触ることがほとんどないという状況になります。考え方が大人になったということです。