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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

いけない接し方

教室に来ている子供たちは一人ひとりまるでタイプが異なります。
これと同じように保護者の皆さんも一人ひとり違います。
私が自分の子供たちが小中高校生の頃をふりかえり、私が若い頃から多くの保護者の方々と出会ってきた中でたどりついた考え方があります。
親が子供に接する時、ちょっといけない接し方をしている時は大きく4種類にわかれるということです。
・子供が思い通りにならない自分の気持ちをぶつけるイライラタイプ
・子供は自分の所有物という意識で接する過保護タイプ
・子供を過大評価し、子供は子供、私とは別の人間と考えて接する放任タイプ
・子供はいつまでも子供で幼いという気持ちを持つ過干渉タイプ
イライラ、過保護、放任、過干渉の4つでほとんどのちょっといけない接し方の保護者の方を説明できるのではないかと思います。ちょっといけない接し方の保護者という失礼な言い方をしていますが、一方で「心にいつも笑顔」の保護者の方々がいるなと思っています。心にいつも笑顔と言っても、怒る時もありますし、悲しい時もありますが、心にいつも笑顔という基本姿勢があるので、子供を後押しし、伸ばしていく原動力になっています。
子供の成長の段階、年齢に応じて、ひとりの保護者の方が「イライラ」、「過保護」、「放任」、「過干渉」の4つの姿を渡り歩いたりするものです。私がそうでした。子供とともに保護者の方も一緒に学び、成長していくと表面的には叱っていたとしても、「心にいつも笑顔」の保護者になっていきます。
子育ては失敗するのが当たり前です。
私もたくさん失敗しました。
私の子供たちは既に社会人になりました。
今だから思うことがあります。
18歳、そして28歳の子供の成長した姿を思い、想像し、考えながらということを時々でもよいので、子育ての中で持てると子供の未来は違っていくということです。