familab(ファミラボ)18時更新 日月お休み

小4~高3のご家庭へのお話をしています。

ニンジンぶら下げ作戦

今日は過保護タイプの保護者の皆さんへのお話です。タイプって何?、という方は6月28日に書いた文章を読んでください。
子供の成績をあげたいと思って、子供が勉強しない時、勉強させるにはどうすればいいか考えて、「ニンジンぶら下げ作戦」をした経験は結構な割合であるのではないかと思います。
私も子供たちにした経験があります。
長男の時には通知表の評定でどれでもよいので2つ上げたら、○○を買ってあげるという話をしたことがあります。
○○の中にはその子供がほしがっているものが入ります。
勉強しない、したがらない場合についつい使ってしまうワザ?です。
これで結果が出てしまうと味をしめて、これが繰り返されるということになってしまいます。
一時的にはよいのですが、やがてごほうびがないと勉強しないという形になっていきます。これは親子ともに不幸につながります。
小学生であれば比較的安価にすみますが、中学生になると高額になっていきます。子供もご褒美をあてにしているので、だんだんとつり上げていきます。
さらに、ご褒美でつられた場合、ご褒美がないと勉強しないという行動に変化し、ご褒美がなくなると今度はテストがないとしなくなり、テストがあるから勉強する、テストがないとしないとなり、一時的な勉強になり、受験の時の行動もいつまでたっても変わらないということになります。

一方で、「ニンジンぶら下げ作戦」は一時的に効果は出ます。
やり方次第という面があります。
我が家の場合の「通知表で5をどれでもよいので取ったら、○○を買ってあげる」は典型的な失敗例です。
「通知表の評定でどれでもよいので2つ上げたら」というのは、勉強のやり方が身についている場合は効果がありますが、そうでなければ逆効果です。
「通知表の評定でどれでもよいので2つ上げたら」というのは、ゴールはわかりますが、行動として何をしたらよいかが決まっていません。子供がするべきことをやりとげたらということを目標にすると、結果的に成績に結びついていきます。
ニンジンは堕落するきっかけになるものにしないことも大切です。スマホやゲーム機をニンジンにしたりするのはよくないということです。何時間もスマホやゲームに興じるきっかけにつながります。
どちらにしろ「ニンジンぶら下げ作戦」はここぞという時の1回にしてください。何回もすることは、結果が出ていたとしても、長い目でみたら、子供への悪影響のほうが計り知れなくなります。