月と地球が1年のうちで最も近づき、一番大きく見える満月のことをスーパームーンと言います。
月は地球のまわりを楕円を描きながら回っています。そのため、月と地球の距離は近づいたり離れたりしているので大きく見えたり、今日は小さいなと感じたりということが発生します。
今年のスーパームーンは8月31日です。
教室では毎年、全員で夜空を見上げるために外へ出るという日があります。
今年は8月31日(木)を予定しています。
なぜこんなことをするかと言うと、私の専門領域のひとつに「宇宙」分野があるというのもありますが、少しでも子供たちに興味のきっかけを作りたいからです。
毎年、宇宙のイベントがある日、教室に入ってくるなり、「今、△■★です」と夜空の様子を実況中継してくれる子供がいます。
今年もいるのではないかと期待しています。
「スーパームーン」と言葉を聞いたことがきっかけで、月や夜空を眺めてみたというご家庭もあると思います。
なぜ大きさが変わって見えるのだろう。
どうしてスーパームーンって言うのだろう。
スーパームーンの日付って、どうしてわかるのだろう。
月ってどうして宇宙に浮いているんだろう。
宇宙の様々なイベントをきっかけに、宇宙のさまざまなことに興味をもってほしいと思います。
教育業界では、親の経済力が子供の学力を左右するということがまことしやかに語られる場合がありますが、こんなことよりももっと左右するものがあります。それは「親の知的好奇心の差」です。この差が最も影響するのは理科や数学だと過去の経験から感じています。
スーパームーンの日、教室に来ている場合はEFの時間帯のどこかで外で1分間鑑賞をします。この日は自宅学習というご家庭の場合はぜひご家庭で声をかけて、夜空を見上げて欲しいと思います。
仕事で遅くなる場合は、ぜひ朝に声をかけておいたり、見頃の時間に家に電話をするなりしてあげてください。仕事で一緒に見られなかった場合は、「帰る途中で見たけれど、今日は月がきれいだったね」と話すだけでも、子供の知的好奇心への影響度合いは高まります。
子供が理科が苦手でという前に、保護者の皆さんが自然科学に興味を持っている姿を見せることが、最大の効果をもたらします。
一緒に自然科学にワクワクドキドキしてください。日にちを忘れないように、スケジュール表やカレンダーに8月31日はスーパームーンと今、書き込んでください。