自分の子供の睡眠時間はどのくらいがよいかという数字はとても大切な情報です。小中高校生の間は6時間から9時間の間にだいたい収まりますが、こればかりはとてつもなく個人差があります。スポーツをしていると10時間をこえることもあります。
常に睡眠不足の状態が続いていると、休日にちょっと寝だめしても回復できなくなります。これは立派な病気です。
受験で勝利を勝ち取る子供は、学習習慣ができていますが、同時に生活習慣もできています。中には生活習慣が乱れて過ぎているのに、成績優秀というケースがまれですがあります。基本的には学習習慣と生活習慣は連動しています。
睡眠時間を確保するための阻害要因になっているものがないかは要チェックです。
子供の夜の行動は特に要チェックです。
ゲーム機やスマホを使っていないかは最近の最大の課題です。
目的のある利用をしている子供がごくまれにいますが、時間を意味もなく浪費する道具が世の中にあふれているので、これは大問題です。
生活習慣どころか、生活リズムを破壊する道具、時間は何としても食い止める必要があります。小学生のうちに駆逐、もしくは健全な生活リズムが当たり前にしてほしいのですが、中学生以上、特に受験生が生活時間の浪費をしている場合は結果の覚悟が必要になります。
生活リズム作りは小学生のうちに完璧な状態にしてください。
中学生以上になってからは、こうすればいいという決まり切った方法は残念ながらありません。一人ひとり対策は異なっていきますが、対策に正解はないので、時間がかかるのは覚悟してください。