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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

世界情勢へ目を向けてほしい(特に受験生)

スウェーデンNATO入りが確定し、バルト海NATOの湖になりました。
黒海艦隊とバルチック艦隊という2つの主力艦隊が大西洋には自由に出られなくなりました。
中国はバブル崩壊の本格化が始まっています。中国消費を支えていた不動産バブルがなくなったのは恐ろしい事態です。
並行して、中国の若年層の実態失業率が46%という数字が出てきています。
中国政府には普通の形の打つ手はなくなってしまっています。
そして半導体規制はこれから本格化します。わかりやすい話として中国国内でスマホ製造ができなくなるのは時間の問題です。
アメリカに目を向けるとバイデン大統領の健康をはじめとする様々な不安さが世界の混乱につながってきています。トランプ政権はある意味めちゃくちゃでしたが、強いリーターシップが世界秩序をぎりぎりで保ってきていました。来年はアメリカ大統領選挙の年です。1月から予備選挙が始まり、11月に本選挙。
そして、日本は・・・
というようなことを、先日、ある方々との懇親会での話の中でしました。まったく仕事とは関係のないバックボーンの方々との定期的何会合をしているのですが、私の大事な情報源のひとつであり、考え方を軌道修正する場です。
今年の東京の中3生は都立高校の推薦入試では集団討論が復活します。難関高校では小論文があります。
大学受験の総合型選抜でも追究型の面接もありますし、集団討論や小論文も普通におこなわれています。
中学受験では小6生という年齢の問題もあるので、時事問題は一番難易度が高いといえます。
世界情勢は積極的に自ら手に入れるようにしないと太刀打ちできないことが出てきます。時事問題に関するポイントは教室で伝授する場としてセミナーを用意しますが、用事があってという理由のいわゆるさぼりに対しては今年は何ら手を打たないことにします。それが受験生としての子供たちにとっては一番効果があるからです。
申し訳ありませんが、中学生以上の子供が夜8時からのセミナーは嫌だというのは論外という立場を取らせていただきます。大人の考え、大人の姿勢を持たせたいので効果を考え、こういう形を今年は取ることにしました。
夜道が怖いという場合は自衛策をとって欲しいと思います。夜遅い時は迎えに来て下さっている場合がとても多くあります。感謝の言葉しかありません。仕事が忙しくて迎えに行くというのはできないということを言われる場合もありますが、そういう課題を工夫して頂きたいと思っています。出張や仕事の勤務体制の特殊な場合は例外です。不定期にひらいているセミナーは当教室だけの独自の施策ですので、どうしても皆さんの希望通りの時間に実施するのは困難です。申し訳ありません。今年はぎりぎりの体力まで使いながら実施していますので、ご理解ください。
お願いしたいのは世の中の動きに敏感になり、自分なりの考えを持つということにつながるように、ご家庭の中で時々会話の中身を変えて欲しいということです。よろしくお願いいたします。