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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

部活が忙しいとはいう勿れ

コロナ生活が終わり、部活がコロナ前に戻ってきています。
本当に忙しい生活をしている中高校生はとても多いです。
高校の中には文武両道をうたっている高校がとても多くあります。
本当に文武両道のところと、文と武は担当している生徒を分けていて、文は文だけ、武は武だけしていて、高校全体として文武両道を保っているところと、文も武も両方ともなんちゃって文武両道になっていたり、いろいろです。
基本、文武両道は限界に挑戦しながら取り組んでほしいと思います。体育会系の部活でなくても、同様です。文化活動でもとことんやってほしいと思います。ご家庭の中でこそ、この文武両道を後押しして欲しいと思います。

部活が忙しいので、勉強が少しできてないけれど仕方がない。
部活が忙しいので、食事の後片付けなど家の手伝いができなくても仕方がない。

こんなことを保護者の皆さんは決して思わないで下さい。
「部活が忙しいので仕方がない」という発想は、子供に確実に影響します。これが結果的に何でもかんでも、「●●が忙しいので○○ができなくても仕方がない」という意識が根付いてしまうことにつながります。
世の中には何でもかんでも全力で取り組む子供たちは大勢います。
気持ちの面で「ままいいや」という発想がふつうのことにしてしまうと、先生からみていてもあまりいい評価は受けないタイプになってしまいがちになります。ひいては社会に出てからも、中途半端な行動しかできない人になってしまいます。
もちろん健康は第一ですが、これもあれもとことんやるという姿勢は持たせる原動力は家庭の力です。