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小4~高3のご家庭へのお話をしています。

海外へ

夏の間、ずっとカナダに留学していたというのが一番長かったのですが、今年は海外へでかけていくコーチが何人かいました。コロナ禍の3年間はいませんでしたが、4年前のコロナ前の夏も海外へ出かけていったコーチが数名いました。バカンスではない形での海外へというコーチばかりなのは、教室としてはうれしい限りです。
ツアー旅行とは違いますので、不安や葛藤の中で自分がひとりで解決しないとピンチになるという状況の日々は本人の成長につながります。
今、英語は小学校5年生から教科になっています。英語はできて当たり前という風潮になっていますので、英語を話さないといけない環境の中に入った時に何ができるか、何を話せるかがとても大事になります。違う文化の中で育ってきた相手を理解し、相手を思いやり、相手の理解できる形で接することができるかというのが大事だったりします。
こういうことを考えると英語を話せることは単なる自分の道具のひとつにすぎないという発想でとらえて欲しい思います。
それよりも大事なことは、まず一般教養、他者を思いやる心、素直に感じる心であったりします。そして、思考力、発想力です。教室では授業の最後に配るアンケート用紙に変な質問を入れていますが、こういった力を伸ばして欲しいという気持ちで用意しています。不思議なもので、この変な質問に真正面から向き合って短い時間で回答をひねり出している子供は受験でも余裕のある形で結果を出しています。ぜひ、家庭でも答えのない、考えないといけなくなる会話をして下さい。それが実は大きな力となって入試だけでなく、いざという時に子供を助けてくれます。