教室で取り組んでいる高3生のひとりが大学合格をほぼ手中にしました。ほぼというのは希望の指定校推薦が高校内で確定したからです。最近は指定校推薦でも試験当日のふるまいによって不合格になることが増えてきてはいますが、教室の高3生の場合、それは皆無といっていいので、大学合格をほぼ手中にしましたと書きました。
この後に続くのは、12月中旬が試験日の中3生が2名います。志望先はまったく違いますが、偶然、同じ日が試験日になっています。入試の日まで2ヶ月半になりましたので、それぞれの志望校に対応した特訓がスタートします。
10月からは私の受験生に対する接し方が変化していきます。
10月中旬からはさらに様々な手を打ちます。
こちらは本気なのですが、考えない受験生が心配です。
例えば今、中3生は私立高校の個別相談に行くということをしていますが、いい結果になっていない場合も出てきています。高校に必要な基準に足りず、仮内申が出たら、また来て下さいと言われるケースも少なくありません。背伸びしていることが多いので、そういうものだと割り切ってほしいのですが、ここで最後にはきちんと突破してくるという受験生とそうではない受験生にわかれます。
うまくいかない時、「どうしたらうまくいくのか」ということを考えるかどうかです。「どうしたらいいですか?」と聞くのではなく、これからこういうことをするということを心の中に秘めてほしいと思います。考えた方法を持った上で聞いてくる受験生は逆転するのは普通です。
考えさせるために、私は時にはいじわるになる場合があります。
私にとってはかなり覚悟が必要な対応をしています。合格するためには、本人が考えるということがあたり前にしないといけないのですが、わからないのではなく、楽をしようという気持ちや習慣が一番の大敵です。